白川郷に行きました。
お久しぶりです。
もう3月ですね。
年末くらい・・・年始くらい・・・と思っているうちに3月です。ちょっと忙しくて。
少し余裕が出てきたので、久々に長距離を走ってきました。
ただし、今回はカブじゃなくて車で。
土曜の朝に出発し、日曜の(月曜の?)夜中に帰ってきました。
車はH4年式のジムニーです。ただし、自分のものじゃなくて、母の。
自分の車は持ってないんで。
車、ほしいですね。維持費を考えると・・・という気持ちになって、結局買えないわけですけど。
どうせ買うならテキトウに選ばず、欲しい車を選びたい!という気持ちがありますから、いろいろ考えるうちに維持費が大変なことになってしまいそうで。
欲しい車もなかなか定まりません。
ロードスターみたいなライトウェイトもいいし、V6のアルファロメオも乗りたい。
もちろん、母の乗ってるジムニーも好きです。
大幅に話がズレてしまったので、戻しましょう。
今回の期間は2/11・12日の2日間です。
11日が高山、12日が白川郷という日程です。
11日の6時前に出発し、帰宅したのが12日の28時前くらいです。
もう13日月曜日じゃないですか・・・。
埼玉から高速に乗り、長野の松本から奥飛騨と乗鞍の間、冬季通行止めの安房峠を避けて安房有料道路を走り、少しすると高山です。
安房有料道路手前あたりは二駆だとズリズリ滑る雪道でした。
途中、車を降りて四駆に切り替え(古いジムニーは車から降りないと四駆にできないのです。)て進みます。
途端にグリップするようになり、四駆の素晴らしさを体験しました。
単純に、後輪にかかってたトルクが分散されて滑らなかっただけ・・・というのもありえますが。
ダラダラと休憩を繰り返しながら行ったので、到着したのはお昼過ぎくらいでしょうか。
見るところも決めていなかったので、とりあえず飛騨民俗村というところに行きました。
飛騨を語っていますが、立地的には高山駅側で、確実に高山市ですね。
ナントカ村とか、某ランドと似たような感じです。
鈴木敏夫さんここです!
よくできてますね。
なかなか降ってます。
写真を撮るのも面倒になるくらいよく降ってました。
休日にも関わらず人はまばらで、ゆっくり回ることができました。
冬だとこんな感じなんでしょうか。
これくらいしか撮ってないですけどね!
ざっくり撮って、車に引き返しました。
なにせめちゃくちゃ寒いのです。
ちょっと甘く見てました・・・。
その後、なんとなく駅前を見て回りました。
古い町並みだったのですが、改装された古民家のようなものが多く、観光地らしい雰囲気が出てました。
暗くなる前に高山を出て白川郷へ向かいます。
初高速でありながら、初雪運転でもあったので、日が落ちてからはあまり走りたくありません。ひだの里はこの時期、夜間ライトアップもあるので余裕があれば見たかったわけですが・・・。
白川郷へは東北道を走るのですが、高山から東北道に乗るまで、高山清見道路という自動車専用道路を走ります。ここは無料区間ですので、ぜひ乗っておきましょう。
秋なんかは下道で紅葉を眺めるのもいいのかな。
結局、到着したのは日が落ちてからになってしまいました。
白川郷はいっそう雪が深く、不用意にアクセルを踏むと車体がズリズリと滑ります。
ただ、この頃には車体が滑るのことにも慣れ、なんとなくコントロールできるようになってきますから、不安感はありません。
自分の他に走る車はほとんどなく、道路脇も雪ですから、なにかあってもなんとなかるだろうと、根拠のない安心感が出てきました。
さて、到着したらあとは朝を待つのみです。今夜のお宿などという豪勢なものはありませんから、冬の白川車中泊です。
まさか真冬の白川郷で車中泊をする人間はそうそういないだろうと道の駅白川郷へ向かうと、すでに10台近くが車中泊をしていました。
ここに混ざるのもなんとなく違う気がしたので、白川郷の展望台へ向かい、そこで眠ることにしました。
ただし、雪の降る冬というのは、エンジンをかけたままの車中泊はご法度。
マフラーが雪で埋まったり、温度が上がらず触媒が仕事をサボってしまうため、車内に一酸化炭素が回る危険があります。
なので本来は事前に準備をし、暖かい格好で眠るのですが・・・手元にあるのは貼るカイロ20枚だけです。
仕方ないのでこれを全身に貼り付け、朝までやり過ごすことにしました。
夜中に5回くらい目を覚まし、そのたびに体勢を替えてなんとか眠ります。
午前6時です。
もういいや・・・と外に出ると、車が雪に覆われていました。
車高の高い車なのでわかりにくいですが、ミニバンなんかではもうダメでしょう。
前日、お風呂に入れなかったので白川郷の湯に向けて出発します。
ジムニーには通常の四駆のほかにL4というのがあり、全体のギア比がロー側に振ることができます。
これがかなりパワフルで、道なき道を走るときに使うそうです。
山を登ったり、川を渡ったりできるようです。
パワーのない軽自動車にも関わらず、除雪車のように雪をかき分けてグイグイ進みます。
白川郷の湯については、もう何度も入っているので特筆することもないんで割愛・・・
白川郷では数少ない温泉なのかな。
温かいです。
公営駐車場から白川郷へ続く橋です。
高山とは打って変わって、大型バスが観光客を満載して出入りしています。
半分以上がインバウンドなのではという感じがしました。
雪の白川郷は一度見たいと思っていました。
やっと夢がかなったような気がします。
すごい雪です。この重量によく耐えるなと感心します。
ひとしきり感動して、さっさと車に逃げました。
なんせ豪雪です。
もっとこう、白い雪と青い空が見たかったのですが、意図せず厳し日本の冬を撮ることになってしまいました。
寒くてやってられないです。
「ます園文助」というお店で食べました。
敷地内の生け簀で育てているそうです。
古民家をそのまま使ったような佇まいで、落ち着きます。
注文が入ってから調理を始めるので、提供まで少し時間がかかるのですが、庭の景色を見てゆっくり待ちます。
食べ終わったらそのまま帰ります。
高速を使うとはいえ、あまりゆっくりしていると遅くなってしまうのが目に見えていたので。
結局、13日の4時前になってしまうわけですが・・・。
事故るよりは遅くなる方がマシ!ということで、ちょこちょこ休憩しながら帰ったので、しょうがないかなと。
久々の長距離でかなり疲れました。
思った以上に写真も撮らなかったので、また行きたいですね。
白川郷は毎年4回は行ってもいいような場所ですね。いいところです。
また春になったら行きたいですね。
春は春で、他に行きたい場所があるんですけどね!